長崎教区典礼委員会 ngstenrei.exblog.jp

見えないかたの姿を求めて


by nagasakitenrei

日曜日

二世紀のユスチノという人は、キリスト者が太陽の日と呼ばれる日に集まっていたことを書き残しています。今日にいたるまで、日曜日の集まりは教会の見える姿となっています。聖書の数え方によれば、土曜日の安息日で一週間が終わります。キリストの復活した日は「週の始めの日」、日曜日でした。そのため、日曜日はキリスト教会の基本的な祝日で、「主日」と呼ばれるのです。
主日の頂点はミサ(感謝の祭儀)です。司祭がいないところでは、集会祭儀が行われます。事情が許せば交通手段を用いてミサのある場所まで出かけることもできます。いずれの場合も大切にされているのは、この日、復活したキリストのもとに集まること、そしてキリストの心をもってそこから出かけることです。キリスト者が祝うのは、1時間ほどの礼拝だけではなく、日曜日全体なのです。
by nagasakitenrei | 2007-05-01 11:34 | 典礼と時間