見えないものの姿を求めて
by nagasakitenrei
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キリスト教入信の秘跡

洗礼・堅信・聖体の秘跡はキリスト教入信の秘跡と呼ばれます。初代教会時代、キリスト教に入信を希望する志願者は、しばしば司教自身から教えを受けていました。三年ほどの準備期間に「信仰宣言」や「主の祈り」を授けられ、学び、生活の振り返りを行い、現在の四旬節にあたる最後の準備期を経て復活徹夜祭に入信の三つの秘跡を受けるのでした。

f0136327_10395888.jpg時代が下ると、特に地方では入信式に司教が立ち会わないことも多くなりました。また幼児洗礼も一般化してきます。このため、入信の秘跡の取り扱いに変化が生じました。
東方教会では、司教が不在で洗礼を受ける者が幼児であっても、入信の秘跡を一体のものとして執行し、洗礼・堅信・初聖体を授けるようになりました。これは現在まで一貫しています。
一方、西方教会では、堅信を司教が授ける秘跡として延期するようになりました。そのため、入信の秘跡の順序は必ずしも守られなくなりました。

第二バチカン公会議の典礼刷新によって、入信の秘跡は本来の姿を取り戻します。成人の入信式では、司教が不在でも洗礼・堅信・初聖体を一つのミサの中で行うようになりました。幼児洗礼の場合は、洗礼・初告白・初聖体・堅信という順序が現状ですが、入信の秘跡本来の姿で実現するにはどうしたらよいか、現在も研究が続けられています。順序にこだわるのは、聖体に向かうという入信の秘跡本来の姿をより良く表現したいからです。初告白を洗礼の約束の更新として信仰宣言とともに行い、堅信、初聖体という入信の秘跡を実現できる時を待ちたいものです。
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by nagasakitenrei | 2007-05-06 10:40 | 典礼と秘跡
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