長崎教区典礼委員会 ngstenrei.exblog.jp

聖布

祭壇を覆う白布(祭壇布)以外にミサで用いられる白布には主に三つがあります。聖体の敷布であるコルポラーレ、聖体の触れたものの清浄布であるプリフィカトリウム、司式司祭が洗った手を拭くマヌテルギウムです。
コルポラーレは正方形をしたものが一般的です。しっかり糊付けされていることが多く、上下に三折り、左右に三折りにしたものを広げて用います。大きさには決まりがありませんが、規模の大きなミサなどでたくさんの聖体器を祭壇上に載せるときには、十分な大きさのものか複数を準備します。聖体のかけらやしずくを受けとめる役割があり、聖体を置く場所には必ず敷くようになっています。ミサの感謝の典礼でカリスやパテナ、チボリウムの下に敷くだけでなく、聖櫃の中や聖体賛美式の顕示台の下、聖体器のすすぎを行う祭器卓、病者訪問時に聖体を仮置きする場所などにも敷きます。ミサの度に取り換える必要はありません。ちなみに、カリスの上に置く四角い板はパラと呼びます。
プリフィカトリウムは吸水性のよいやわらかな布で、長方形をしています。中央に十字のしるしが付けられていることが多いようです。縦長に見て左右に三折り、上下に二つ折りにします。聖体拝領で聖体が触れた唇やカリスの縁をぬぐったり、聖体器のすすぎの後で、パテナやカリスをぬぐったりします。ミサの準備の際には、カリスの上に載せ、その上にパテナを載せて祭器卓に置くのが一般的のようです。聖体に触れ、すすぎの水も吸いますので、ミサの度に交換するのがよいでしょう。特に、ミサで赤いぶどう酒を用いる場合はあまり時間をおかずに洗うとよいでしょう。共同司式のミサでも司祭の人数分準備する必要はありませんが、カリスを複数用いる場合はカリスと同じ数が準備してあるとよいでしょう。
マヌテルギウムは手拭きです。吸水性のよい、十分な大きさの布を用います。プリフィカトリウムと区別するために、布の端に十字のしるしが付けられていることが多いようです。準備の際は手を洗う水と組にしておきます。
聖体に触れた布を洗うときには、まず水ですすぎ、その水は粗末にしないようにサクラリウム(自然浸透する専用の流し)などに流します。
(『家庭の友』14年1月号より)

by nagasakitenrei | 2018-09-19 16:33 | エウカリスチア