長崎教区典礼委員会 ngstenrei.exblog.jp

「典礼」ということば

 「典礼」と訳されていることばは、「市民社会での奉仕」あるいは「公の礼拝」という意味を持っていました。キリスト教の伝統では、第一に「人のための神さまのはたらき」を、第二にその応えとしての「神さまに捧げる礼拝」を指しています。ですから、その究極の姿はキリストご自身ということになります。神さまでありながら人のためにご自分のいのちを賭け、ご自分のいのちを父である神さまに捧げものとなさったからです。これは今も、特にミサ(感謝の祭儀)で実現していることです。
 典礼はキリスト信者のはたらきの泉であり頂点であると言われています。それは「人のための神さまのはたらき」と「それに応える礼拝」の体験から、神さまのはたらきに参加して人のために尽くす愛、人の中におられる神さまに応える愛が生まれてくるからです。
by nagasakitenrei | 2007-04-12 21:09 | 典礼と秘跡