幼児洗礼

洗礼を幼児に授けるのはなぜでしょうか。これにはいくつかの理由があります。
まず、神さまが先に人を愛して関わってくださるということ。本人が信仰を宣言する成人の入信も、先に神さまの招きがあって初めて実現します。信仰は本人の自由意志だけでは始まらない「いただきもの」なのです。
次に、どんな正しい人であれ、幼児であれ、人は自分のありかただけで救いに達するものではないということ。やはり、救いは神さまからの「いただきもの」だからです。
さらに、「子どもたちをわたしのところに来させなさい。」(マルコ10:14)というイエスの教えを実現したいということ。人は親しい者には幼子を抱いてもらおうとするものです。秘跡の執行者はイエス・キリストご自身ですから、洗礼の秘跡は人がイエスに触れ、また触れていただく最初の場と言えます。神さまを学び祈りを憶えて、やがて子どもたちは自分でイエスのもとに近付いていきます。両親や代父母、教会の仲間の姿を見て憶えるのです。
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by nagasakitenrei | 2007-05-10 11:16 | 典礼と秘跡