長崎教区典礼委員会 ngstenrei.exblog.jp

堅信の時期

堅信を受ける年齢は、堅信の秘跡をどのように理解するかによって議論のある問題です。
入信の秘跡の順番、すなわち洗礼・堅信・初聖体の一連の流れを大事にする立場からは、初聖体の前に堅信を授けるほうがよいとの主張があります。
国や教区によっては「12歳の頃」などと規定しているところもありますし、堅信を信者としての自律のしるしと理解する立場からは「成人する頃」が望ましいとも言われています。

教会法はさまざまな伝統に配慮して、堅信を受ける年齢を「適切な時期に」とだけ記しています。
日本の教会はこれを「10歳から15歳まで」を原則とすると定めています。
小学校高学年から中学生にかけて堅信が授けられているのが日本の実情ということになります。

一定の年齢を定めるのは、信仰教育の観点からも意義のあることですが、同時に身体の年齢と信仰の成熟は別であることも忘れないようにしたいものです。
どの時期に受けるとしても、堅信は、司教によって示される教会とのつながりと、自分自身で行う信仰宣言が意味する意識の深まりが、聖霊の働きかけによって実現していることのしるしとなっています。

by nagasakitenrei | 2007-05-17 21:14 | 入信の秘跡