堅信の恵み

伝統的に堅信は聖霊の七つの賜物を与えると教えられてきました。もちろん、キリスト教の洗礼は聖霊による洗礼ですから、洗礼を受けた者はすでに聖霊を受けていますが、堅信が聖霊の賜物に注目するのは、聖霊を受けた者のはたらきに期待するからとも言えます。
洗礼の時に受ける聖霊と堅信の時に受ける聖霊は、復活の日に弟子たちの真ん中に立ったキリストが「聖霊を受けなさい」と弟子たちに息を吹きかけられた出来事(ヨハネ20:22)と、聖霊降臨の日に語りはじめた使徒たちの出来事(使徒言行録2)に例えられることもあります。堅信の恵みは、使徒としてイエスを救い主と証言することに特徴があるからです。
使徒としての証言は言葉だけではなく、神さまを知る者としての判断や奮発心、忍耐という形でも実現されます。見えない賜物の見えるしるしとなるのは、堅信を受けたその人なのです。
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by nagasakitenrei | 2007-05-17 21:50 | 典礼と秘跡