助祭職

第二バチカン公会議は、西方教会で長い間形式化していた助祭職を固有の身分として復興しました。司祭候補者の助祭叙階は今も行われていますが、元来助祭職は司祭職とは区別されたものです。それは準司祭といった位置づけではなく、叙階の秘跡によって受ける役務としての奉仕職と理解されます。これによって既婚者も含めた永久助祭がふたたび教会の中に見られるようになりました。司祭同様この役務は司教に結ばれています。
f0136327_1321075.jpg司祭が叙階によってキリストの祭司職のしるしとなるように、助祭は叙階によってキリストの奉仕職のしるしとなります。助祭は「仕えるために」来られたキリストのしるしです。ですから、助祭は、助けを必要とする人への奉仕、みことばへの奉仕、祭壇での奉仕を特別の任務としています。単なる役割としてではなく、身分として、神さまと人に仕えておられるキリストのしるしだからです。

(写真:「弟子の足を洗うキリスト」 フランス/ブルターニュ地方の石彫)
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by nagasakitenrei | 2007-08-27 13:23 | 典礼と秘跡