「はい」という約束

愛は長く続くことを求めます。愛はまた忠実であることを求めるものです。これは愛が失われた時、あるいは傷つけられた時、その苦しみの大きさが教えてくれることです。「神が結び合わせてくださったものを、人は離してはならない。」(マタイ19・6)とは、神さまご自身が、愛が続くことを望んでおられるということを教えています。同時にこの言葉は、愛が自動的に永続するものではないことも明らかにしています。
結婚の約束は、快不快や感情の変化を超えて新しい現実を生み出すものです。結婚の契約は、神さまが忠実な方であることに保証された約束なのです。
一度きりの「はい」という答えに生涯を託すのは要求が高すぎるように思われるかもしれません。イエスの弟子もそう考えたと、新約聖書は伝えています(マタイ19・10)。それでも、人が人に信頼することを学んだのはどこであったか振り返ることはできます。一度きりの「はい」が、教会をまた世界を支えています。「はい」という約束が多くの人に支えと勇気を与えているのです。
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by nagasakitenrei | 2008-01-15 13:17 | 典礼と秘跡