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聖ベルナデッタ

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ルルド、聖ベルナデッタ記念院資料室(ヌヴェール愛徳修道会)の聖人像。
by nagasakitenrei | 2007-08-29 08:03 | 画像

聖墳墓教会

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エルサレム市内、聖墳墓教会。イエスの墓所といわれる場所全体を覆う聖堂が建てられキリスト教諸派が管理している。
by nagasakitenrei | 2007-08-27 21:39 | 画像

助祭職

第二バチカン公会議は、西方教会で長い間形式化していた助祭職を固有の身分として復興しました。
司祭候補者の助祭叙階は今も行われていますが、元来助祭職は司祭職とは区別されたものです。
それは準司祭といった位置づけではなく、叙階の秘跡によって受ける役務としての奉仕職と理解されます。
これによって既婚者も含めた永久助祭がふたたび教会の中に見られるようになりました。司祭同様この役務は司教に結ばれています。
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司祭が叙階によってキリストの祭司職のしるしとなるように、助祭は叙階によってキリストの奉仕職のしるしとなります。
助祭は「仕えるために」来られたキリストのしるしです。
ですから、助祭は、助けを必要とする人への奉仕、みことばへの奉仕、祭壇での奉仕を特別の任務としています。
単なる役割としてではなく、身分として、神さまと人に仕えておられるキリストのしるしだからです。




写真:「弟子の足を洗うキリスト」 フランス/ブルターニュ地方の石彫

by nagasakitenrei | 2007-08-27 13:23 | 交わりの奉仕の秘跡

聖母臥像

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エルサレム/シオンの丘。「聖母永眠の教会」地下聖堂にある聖母永眠の臥像。
by nagasakitenrei | 2007-08-26 13:21 | 画像

司祭職

すべてのキリスト者は洗礼による司祭職を持っています。
その目的は神さまと人との親しい交わりを実現することです。
聖霊の働きかけを受けて、信じ、希望し、愛するとき、洗礼による司祭職が果たされていきます。
神さまとの親しさによって人が親しく結ばれる、これが聖なるものになる、ということです。

教会は、人の集まりとして沢山の困難を抱えているとしても、この聖なるものの見えるしるしと考えられています。
そして、洗礼による司祭職を豊かにするために、言い換えれば教会がより聖なるものになるために力を与えるのが、みことばと諸秘跡です。
それは、人が聖なるものとなって救われる、という究極の目的に向けられたものです。
f0136327_15334916.jpg叙階の秘跡による司祭職は、洗礼による司祭職に奉仕するものです。
それはキリストご自身が絶えず教会を心にかけてくださっていることのしるしです。人が聖なるものとなって救われるためのはたらきが司祭職のキリストへの奉仕なのです。


「わたしを愛しているか。」
「わたしの羊の世話をしなさい。」
(ヨハネ20・16)




写真:ガリラヤ湖畔/メンサ・クリスティ。ペトロとイエス

by nagasakitenrei | 2007-08-26 12:46 | 交わりの奉仕の秘跡

生け花による典礼表現

聖ヨハネ・パウロ2世教皇は、典礼憲章発布25周年の記念文書の中で「ほとんど全ての被造物は、典礼の中で創造主へのささげものとしての地位をもっており、祭儀の尊厳と美しさに貢献する」と教え、パン・ぶどう酒・香などとともに花を挙げています 。「生け花による典礼表現」は、花を通しての典礼奉仕を目指したもので、「祭儀の尊厳と美しさ」によりよく貢献するための試みです。
今から25年ほど前、日本の生け花がヨーロッパのキリスト教典礼と結ばれて「典礼と生け花」という運動が始まりました。色・形・数などに配慮し、聖書を黙想して祈りへ導く花を生けるこの運動は日本にも紹介され、勉強会も開かれています 。聖書の朗読と黙想からテーマを探し、形にします。
f0136327_1122313.jpg典礼奉仕としてどのように花を生ければよいのか、細かい規定はありません。ミサの総則では、祭壇に花を飾る節度と時期に触れているだけです(※1) 。典礼は、キリストの体である教会が神を称え、人間を神に近づける業です。ですから、典礼暦に配慮し聖書を黙想して、花そのものの持つ神を称える力、見る者を創造主に向かわせる力に信頼して生ける、と考えればよいのです。これが「生け花による典礼表現」です 。華道の伝統を持つ日本は大きな可能性を持っているといえるでしょう。
 どの花をどう生けるかが、他の花や器との関係で決まってくるように、典礼空間全体の中に生け花がどう位置づけられるか、祭壇・聖櫃・朗読台・復活のろうそく・聖母像など、花をささげる対象・場所・背景・高さ・色への配慮も大切になります。

(写真:ジャンヌ・エマール『花と典礼』より「結婚式」。二つの花器による作品)


(※1)「祭壇の装飾に関しては節度を守らねばならない。待降節には、この季節の特徴にふさわしい節度をもって、祭壇を花で飾ることができる。ただし、主の誕生の満ちあふれる喜びを先取りしないようにする。四旬節には、祭壇を花で飾ることは禁じられる。ただし、四旬節第4主日(レターレの主日)と祭日と祝日は例外である。花による装飾は常に節度を守らねばならない。そして、祭壇の上面に置くよりも、むしろ祭壇の周りに置くようにする。」ローマ・ミサ典礼書の総則(第3版・暫定訳)305番。なお、「日本の適応として、四旬節の特徴をふまえて控えめに祭壇を花で飾ることができます」(日本カトリック司教協議会「新しい『ローマ・ミサ典礼書の総則』に基づく変更箇所」2015年)。
by nagasakitenrei | 2007-08-25 11:17 | 典礼と空間

シナイ山の朝日

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シナイ半島/ジェベル・ムーサ(モーセの山)山頂の夜明け。十字軍時代以来、モーセが十戒を受けたシナイ山として多くの巡礼者を集めている。
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by nagasakitenrei | 2007-08-25 10:52 | 画像

司教 −使徒の後継者

教会の長い歴史の中で司教職の姿は随分変わって来ました。
けれども、司教職の本質的な任務はいつも同じです。
それはキリストが使徒たちに委ねた使命を、あらゆる時代、あらゆる場所に伝えていくことです。
この使命の伝達が人間の死によって断たれてしまうことがないように、絶えず後継者が立てられてきました。

教父と呼ばれる古代教会の指導者たちは、使徒たちに委ねられた使命と権能が後継者に伝えられていくことを証言し書き残しています。
使徒継承の使命が今日まで有効なのは叙階の秘跡の恵みによるものです。
聖霊を受けた使徒たちは、後継者に手を置いてこの恵みを伝えました。
これはパウロの書簡にも記されています。
「わたしが手を置いたことによってあなたに与えられている神の賜物を、再び燃えたたせるように勧めます。」(2テモテ1・6)

使徒たちの後継者であること、これが司教職の姿です。

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写真:ゼベダイの子ヤコブとヨハネの召命

by nagasakitenrei | 2007-08-25 10:34 | 交わりの奉仕の秘跡

アンナとマリア

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エルサレム/聖アンナ教会のアンナとマリア。伝承によれば同教会はマリアが幼少期を過ごした家の場所に建っている。
by nagasakitenrei | 2007-08-24 10:58 | 画像
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写真:シナイ山頂でミサをささげる巡礼者

叙階の秘跡は、キリストが使徒たちに委ねた使命を引き受け続ける秘跡とされています。
それは司教や司祭が、人間としてはそれぞれの個人であるとしても、唯一の祭司であるキリストが「今・ここで」働いておられることのしるしであるということです。

特に典礼において司教や司祭が自分の名で祈ることはありません。教会の名で祈ります。
司教や司祭が教会の名で祈るのは選挙で選ばれた代表だからではなく、教会の頭であるイエス・キリストが祈っておられる見える姿だからです。

祭司であるイエス・キリストの姿である、とは畏れ多いことです。
人間の力で実現できることではありません。だからこそ叙階は秘跡なのだと言えるでしょう。

by nagasakitenrei | 2007-08-24 10:46 | 交わりの奉仕の秘跡